理事長挨拶

社会福祉法人交北会 理事長 青桐保育園 園長 森川 雅行

この度、青桐保育園は五十周年という節目の年です。
歴史を感じさせるように園庭の青桐は広く枝を伸ばし、木陰を作ってくれています。
この大きな節目を迎えることができましたのも、保護者の皆様、また、行政や地域の皆様、各種関係各位の皆々様がアオギリが枝を伸ばし木陰を作るように支えてくださってきたおかげです。
こどもを本当にまんなかにするため、テーブルや机、おもちゃ棚など子どもサイズの設備とおもちゃを揃え、聴く耳を育てるためわらべうたを取り入れ、担当制で丁寧に食事をするため一人ずつの食事にし、大人が口に入れないで子どもから食べるのを待つ、行きたい時にトイレに行くなどなど。ロッカーを保育室から出すして遊具に集中できるようにする、名前を大切にするため「先生」と呼ばない、TPO を身につけるためにジャージは履かない、子どもはお母さんの優しい声が一番心地よい音楽と捉えることからピアノを使わない、繊細な音を聴く耳を育てるため電子音を使わないなど、感性のレベルからも見直してきました。
モンテッソーリ教育思想にあるように、本来の子どもの願いは「ひとりで出来るようになりたい」のです。それがやがて主体性となり、人生を切り開いていく力となります。大人の役割は、適切な環境のなかで自己教育を行えるよう見守ること。
子どもは、整えられた環境の中でありのままを生きられるようになると、安心して自分を作るために集中して活動ができるようになります。
子ども達一人ひとりが将来を礎く力を発揮するためのお手伝いができる保育園であり続けたいと思います。どうか引き続き皆様のご支援ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

保護者会会長挨拶

青友会 会長 田中 朋子

皆様におかれましては、ますますご清祥のことと存じます。
青桐保育園が、創立50 周年を迎えられたことをお慶び申し上げます。
50 周年という節目に青友会会⾧を務めさせていただき嬉しく思っております。
この子達が大きくなり青桐保育園で過ごしたどの場面を思うのでしょうか。
日々過ごしたことが記憶に残り、子ども達に引き継がれていくことを期待したいと存じます。
最後に、青桐保育園の今後ますますの発展を祈念いたしまして簡単ではございますが、私の挨拶といたします。

長期利用の保護者代表

穀本 美和

青桐保育園創立五十周年、誠におめでとうございます。
⾧女がお世話になり始めてから14年間途切れることなく貴園に通わせていただいています。その間、園内の様々なアップデートを間近で見てきました。
社会の変化に伴い子どもたちを取り巻く環境も大きく変容する中で、「遊びながら育つ」という子どもの変わらない本質を存分に発揮できる青桐保育園にこれからも益々期待しています。

小規模保育園 のはらうた 施設管理者 西森茂子

創立50周年おめでとうございます。
50周年の記念すべき年に職員として関われたことを大変うれしく思います。
いろいろと指導してくださった園⾧先生・副園⾧先生、かわいい子どもたちと保護者の方々、そして信頼できる仲間たちとの素敵な出会いがありました。
青桐保育園では、子どもには情緒の安定がもっとも大切であるとの理念のもと、乳児では育児担当制を取り入れており、私自身たくさん学ぶことができました。
子どもたちの成⾧を毎日側で見ることができ、一緒に喜びを感じられるこの仕事を誇りに思っています。
これからの青桐保育園の更なる飛躍を心よりお祈りしています。

追伸:小規模保育園 のはらうた も4 月から5 年目を迎えます。青桐保育園のように、地域との連携を図り、子育て家庭に対する支援を行なっていけるよう努めていきます。
〒573-1161
大阪府枚方市交北4-1247-1
社会福祉法人交北会 青桐保育園・分園ほうほ・小規模保育園 のはらうた 一同

小規模保育園 のはらうた 山畑 惠子

青桐保育園、創立50 周年おめでとうございます。
大切な思い出が詰まった母園であり、職員としても⾧くお世話になっている保育園。
右も左もわからず、ただ必死だった新人の頃、たくさんの先輩方が保育のアドバイスをくださったり、他愛のない会話をして緊張をほぐしてくださったりして忙しく大変な中でもとても楽しく過ごしていました。⾧く勤めておられる先生もたくさんおり、とても人間関係が良く、働き易い職場なのだなと感じたことを思い出します。
⾧年勤めて来た間に時代も変わり、保育も多様化している中で園⾧先生は新しい事を取り入れたり、子ども達にとってより良い保育をと担当制保育や異年齢保育をいち早く始められました。いつでもニーズに沿った、子ども達に寄り添った保育の為、私たちも色々勉強させて頂いております。
園⾧先生のおかげで、自分自身では知り得なかったであろう素敵な保育に出会うことが出来てとても感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、母園である青桐保育園が50周年を迎える事、卒園児として本当に嬉しく思います。
これからも、子ども達と一緒に成⾧し合える素敵な保育園として、末永く愛され続けて欲しいと願っています。

看護師 佐藤千穂

創立50 周年おめでとうございます。
青桐保育園とは、20 年前に私が保護者としてお世話になったことが始まりでした。ご縁があり、職員として今年度で14 年目になります。
一斉保育から育児担当制・異年齢保育へと変化し、日々の関わりや育児の中で一人ひとりの子ども達の発達段階や心理状況をより把握することができるようになりました。さらに、市の巡回相談や作業療法士に助言をいただき個別対応や支援に力を入れることが出来たと感じています。困っている子どもの支援に携わり、その子ども達の成⾧を喜ぶとともに、私自身の知識やスキルにつながったことにも感謝しています。
これからも、特性をもつ子ども、困っている子どもの個別対応や支援がより手厚くなることを願っています。

山下 美保

創立50 周年おめでとうございます。
時代の移り変わりにより、子どもを取り巻く環境も変化してきたことと思います。
その時その時に合った保育を探求しながら、今の保育に繋がっていると思います。
私はこちらの園で初めて育児担当制の保育に出会い、子ども一人ひとりに向き合い、日課と発達の段階を受け止めながら環境を整え、個々に合った関わりを大事にすることを学びました。
担当制で保育することで、子どもの小さな成⾧に気づくことができ、喜びを共感できることが何より嬉しい瞬間です。
これからも、保護者や地域の方々と共に子どもを大切に見守る輪を広げていきたいです。
“手をつなごう 大きな輪になろう”

松葉 茂美

青桐保育園 創立50 周年 本当におめでとうございます。
学生時代、10 代で実習に来させていただいてから随分経ちました。
ご縁がありお勤めさせてさせていただいてからはもう30 年を超え、新園舎になり、そして担当制など時代に合わせて変化していった保育内容は、保育士としては新しいことを取り入れることが難しく驚くこともありました。しかし今、しっかりと時代にあった保育園になっていることが本当に素晴らしいことだと感じています。これからも青桐保育園の発展を心よりお祈り申し上げます。

西野 明日香

50 周年おめでとうございます。
保育実習からお世話になり、子ども達の生き生きした表情、より良い保育をしようと日々一生懸命子どもと向き合う先生方、園⾧先生の考えや保育理念に惹かれてここで働きたい!と就職させていただきました。
幼児、異年齢保育では個々の成⾧を尊重し、成⾧に合わせ遊びを選択する活動をします。
小さい子は年上児に見守られ基本的信頼関係を構築し、大きい子は年下児を助けながら自分が獲得した事を反復し習熟するとともに、頼られ、自分の価値に気づき自己肯定感を得ます。3 歳から、5 歳児を見て育つため経験が増え成⾧が早い、同じ環境に3 年間関わるため遊びの水準が上がるなど、良い関係で3 年間を過ごします。同じクラスで過ごす仲間は本当に家族のようです。
子どもの主体性、自主性を大切にしながらの保育は本当に素晴らしく、そこに関わらせてもらえて嬉しく思います。これからも素敵な保育をし続けられる保育園であってほしいと願っています。

わらべうた講師 横山 優子

青桐保育園 御中
創立50 周年を迎えられました事、心よりお慶び申し上げます。
私が「わらべうた」を携えて伺うようになって16年目になります。
まずは園⾧先生をはじめ先生方々の、熱意と努力に心から敬意を表します。
子どもたちの心を豊かにし、生きる力を育むために、乳幼児期のそれぞれの発達段階で、何が大切で、どんな環境でどう生活するのが良いのかなどといった、専門家としての資質向上をめざして日々奮闘するお姿には本当に頭がさがります。
私がお伝えしている民族の宝物「わらべうた」にも、子育ての知恵がたくさんあります。
そしてその素朴な形態ゆえに、子どもたちの心に豊かな内面像を描かせることができます。
言葉の意味より前に響きを愉しむ乳児期に、人の声の響きで語りかけられ、あやされる体験を積み重ねることで、人への信頼感と、心の耳で聴くことのできる感性が育ちます。
幼児期には、友達と一緒にうたい遊ぶうれしさの中でさまざまな美しさに出会います。
心をつなぐうた「わらべうた」だからこそできる体験だと思います。
幼少期のこうした美的体験は、一人ひとりの心の滋養となり、生涯にわたって心の支えとなることでしょう。この活動を共に学び実践できることを感謝いたしております。
子どもたちの幸福のため、益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

(株)エルステップス 羽根田 宇一郎

青桐保育園、創立五十周年を迎えられたこと心よりお祝い申し上げます。
私は、二〇〇五年より正課体育指導及び課外スポーツクラブの指導をさせていただいております。
スポーツを通して、子ども達とはたくさんの思い出があります。運動会での発表種目である体育遊び、マット・跳び箱・なわとび(サーキット練習)を見る度にうれしい気持ちでいっぱいです。
サマースクールや、舞洲アリーナでのドッチボール大会では、仲間と協力する事を学んで心身ともに成⾧していく姿に感動しました。
「友情の火」「努力の火」「希望の火」と、共にキャンプファイヤーを囲んだことを思い出します。
今後も貴園、子ども達、保護者の皆様に笑顔いっぱいになる様にお力添えができればと願っております。理事⾧先生をはじめ、諸先生方のご健勝と青桐保育園の益々の発展を記念申し上げましてお祝いの言葉とさせていただきます。
がんばるぞ えい えい オー‼

和太鼓指導 西本晴香

この度は50 周年、おめでとうございます。
年⾧児さんの和太鼓指導で来させていただいております西本です。
私は年に数回の指導ではありますが、この度お祝いメッセージを書かせていただくことになりました。ありがとうございます。
半世紀。お聞きして驚きました。
青桐保育園さんは、子ども達を型に当てはめず、決して無理をさせず、一人一人ひとりの子どもの『個性』を大事にしながら、子どもであることをめいっぱい楽しめる取り組みを沢山実践されているなぁ…そんな印象を私は持たせていただいております。
でも、頑張る時は頑張る!
子ども達の和太鼓の音と演奏する様子からは、それがひしひしと伝わってきます。
園舎にも園庭にも、温かく・ワクワクするような『仕掛け』と『想い』がいっぱいあり、私も毎年来させていただくのがとっても楽しみです。
50 年に留まることなく、60 年、70 年、、100 年と『青桐の想い』を子ども達に伝えていってください。
50 周年、本当におめでとうございます。

神戸コダーイ芸術研究所 小林 玲子

創立50周年おめでとうございます。
青桐保育園は神戸コダーイ芸術研究所の研修会を⾧年受講され、子どもの尊重に根ざした発達保障、わらべうたを始めとする音楽・美的教育、環境の整備をされてきました。
”自分なりに幸せになること、自分のいる所で役に立つこと―それが人間の定め、子ども達の教育の目的(ペスタロッチ)” それぞれの現場でより良い実践ができるよう、学び続けましょう!
子どもたちが目を輝かせ毎日を過ごせる、そして、多くの友達と関わり成⾧できる場であって欲しいと願っています。
最後に、園⾧先生をはじめ諸先生方のご健勝とご活躍、青桐保育園の益々の発展を祈念申し上げましてお祝いの言葉と致します。

2023 年3 月吉日

元萬年青友の会 理事長 吉本 和子

森川先生へ
創立50周年本当におめでとうございます。
人生100年と言われる人の一生の中で、最初の6年をどう過ごしたのかで人格の基礎が培われます。やがて老いた時の支えとなる大切な時間を豊なものとして作っていく仕事に、青桐保育園は50年間関わってこられました。その、喜びや悩みを、研修を通して共有できた事を大変嬉しく思います。
これからも、保育を学ぶ仲間として、同じ想いで子どもに関わっていかれることを希望します。
青桐保育園の園庭では子ども達が目を輝かせて遊べる工夫があり、部屋では子どもが体験を再現できる環境は素晴らしく、この保育をこれからの50年に繋げる節目として、心からお慶びしお祝いしたいと存じます。