大切にしていること
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特色1
乳児(0~2歳)の育児担当制
決まった保育教諭が育児を担当します。
- 子どもの情緒を安定させます。
- 子どもの内面を支えることができます。
- 保育教諭が子どもの発達段階、心理状況を 把握することで丁寧な接し方ができ、 決まった習慣を身につけられます。
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特色2
幼児(3~5歳)の異年齢混合クラス
3歳から6歳の子どもたちが一クラスにいて生活するなかで、小さい子どもは大きい人たちのすることを身近に見て、沢山のことを自ら学びます。
大きい子どもは、小さい人に教えてあげる喜びを体験する機会を得て自らの年齢を自覚します。
幼年期には月齢や個々の発達によって大きな差が見られますが、年齢の枠を超えて、自分の興味や段階に合った活動を選べることによって、自己課題獲得へとつながります。 -
特色3
日本民族の伝承「わらべうた」による音楽教育
「コダーイ・ゾルターンの教育思想と実践」よりコダーイの言葉を紹介します。
「音楽の真髄に近づく最もよい手段は、誰もが持っている楽器、のどを使うことである」とし、就学前では歌うことを音楽教育の中心にしています。
歌う時にはピアノ伴奏を付けずに肉声のみで行い、音を注意深く聴くことができる耳を育てます。
ピアノを使わない理由として、多くの音楽が純正調で演奏されているのに対し、ピアノは平均律で調律されているため、ピアノを乳幼児の音楽練習の補助に使うと、純正調の音程が身に付かないことをあげています。 -
特色4
毎日体操
毎日体操は、ハンガリーマイバ保育園ルイザ氏のプログラムから作られた運動発達を促す体操です。
体育の目的とは古代の思想家が“健全な身体に健全な精神を”と表現しています。それは身体的状態と精神的状態の調和だといいます。筋力、敏捷性、持久力(最後までやりぬく力)、器用さ、リズム感、視覚、聴覚、触覚がより正確になる。それに伴い、下記の能力が身に付きます。
・知的諸能力
・・・感覚器官(目と手、目と足の協応、視覚、聴覚、触覚)
・・・知覚(距離、障害物の知覚、空間知覚(空間での方向)、方向感覚)
・・・観察力(運動の部分、遂行の方法の観察) -
特色5
園庭あそびについて 自分の責任で自由に遊ぶ
子ども達は園庭で存分に身体を使って遊びますのでケガをすることもあります。ドキドキ・ハラハラが溢れている園庭だといっても、もしもの時には最小限のケガで済むように、安全対策は徹底して行われていますし、保育教諭が子どもを見守る体制もぬかりはありません。それに何より、園庭には段階性を踏まえた仕掛けがありますので、自由に遊べば、子ども達は自分で自分の身を守る力を養っており、骨折などの大ケガは実際には頻繁に起こりません。
事故分析ピラミッドにあるように、命に関わったり後遺障害にいたるレベル2以上はハザードであり防がなくてはいけません。子どもの成長を考えたとき、レベル3まで(捻挫、やけど、軽い骨折、切り傷、刺し傷、擦りなど)は必要なリスクです。
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おもちゃについて
当園では、年齢に応じた子どもの発達を考慮したおもちゃを厳選しています。
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保育教諭の関わり方
自律した子どもを育てるため保育園では次のように子育てします。
- 肯定的に見守る……子どもの主体性を尊重します
- 遊びの組織の仕方……静と動をバランスよく組織する
- 葛藤の解決
- 頼むこと………例:「じゅうたんを動かしたいので降りてくれる?」と頼む。
- 選択すること…例:一つだと「嫌」だという。「こっちとこっちどっちがいい?」
- 待つこと………例:子どもにお願いして、子どもが自分で動くのを待つ。
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家庭・地域と触れ合う保育
ご家庭との連携した保育を心掛けます。保護者アプリ「コドモン」によりドキュメンテーションなどにより、一日のできごとを共有しています。また、地域とのふれあいを大切にし、老人施設への慰問や季節の行事などを取り入れています。
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自然に触れる保育
園庭では、土を掘って、野菜を育て、地元枚方穂谷産ヒノキを一部に用いたチャレンジハウスに登り、屋上庭園では樹木や花の命を感じ、木の良さに触れた原体験を通じて木に親しみを持ち、森林の果たす役割や自分を取り巻く環境の大切さを学びます。山田池自然ハイキングの会など地域の皆さんとの交流もあります。
自然の神秘さや不思議さに驚嘆する感性=センス・オブ・ワンダーを育みます -
食育
園では、安全でおいしい食事を提供できるように工夫しています。おやつも手作りです。食物アレルギーの子どものために、除去・代替食の給食もしています。(ご相談下さい)
流しそうめんやよもぎ団子のお手伝いをしたり、匂いをかいで、手で触って、命の尊さ、食の大切さを考えます。 -
生活のリズム、遊びのリズムを大切にする保育
まずは早寝早起きと、食事を規則正しく摂る生活のリズムを繰り返して下さい。
規則正しい生活をすることは、子どもを安定させる基本になります。子どもはその日にしたい遊びを計画しています。だから急に遊びが変わると不安定になります。それを繰り返すと、ちょっとやってすぐに終れる遊びだけするようになり、本格的に遊ぶことを止めてしまいます。
園では、普段の遊びのレベルを高め、情緒を安定させる取り組みをしていきます。ご協力お願いします。遊びのレベルを高めるための取り組みとして、保育室では、積み木遊び、役割遊び、絵本の読み聞かせなど。園庭では、サーキット遊び、竹馬、鬼ごっこなど、ルールを決めて遊べる内容も織り込んでいます。
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病後児保育(体調不良児対応型)
園内で発症した時に、保護者がお迎えに来るまでの間、預かるなど緊急対応を行います。
登園時からすでに体調不良の時やはしかなどの伝染病は預かることは出来ません。 -
病児保育(病院併設型)
子どもが発熱しても保護者がお仕事を休めない場合があるかも知れません。病気などの回復期にあり、保育園での集団保育が適当でないと診断された場合は病児保育が利用できます。感染症などで保育園に行けない方も利用できます。
連絡先
- 枚方市病児保育室 072-847-7130 (私立ひらかた病院:中宮)
- 枚方市病児保育室くるみ 072-852-0161 (保坂小児クリニック:香里丘)
- ピッコロケアルーム 072-850-8165 (田辺こどもクリニック:東山)
- 病児保育室クオレ 072-808-5511 (にしだ小児クリニック:津田)
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体育教室
3歳児~5歳児を対象に、エルステップス体育講師によるとび箱やなわとびなどの指導やドッジボール大会を目標に指導を行います。
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ECC英語教室
5歳児を対象に、ECC講師による英語に親しむ時間を設けています。年に2回ネイティブ英語(外国人講師)を学びます。
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「育児サークルこあらっこ」の開催
地域の方対象の登録制の育児サークルです。月に1度(1期4月~9月 2期10月~3月)体育遊び、制作、お散歩等楽しみます。保護者には、育児相談も行っています。
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絵本読み聞かせ・育児相談・育児講座
月に数回地域解放、絵本の読み聞かせや園庭解放をしています。そこで、お母様方と談話をする中、育児相談も行っています。その他、年に数回、嘱託医や育児に関わる先生方の講座を開催しています。
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これからを担う学生の皆さんに就業の体験
実習生の受け入れはもちろん、中学生の職場体験、ボランティアの受け入れ等、進んで協力しています。